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【認定絵本士課程】保育で絵本を活かすとは?

保育での絵本の活かし方についてはいろいろな考え方があります。
私は、絵本が生み出す世界を大切にします。
「ぐりとぐら」は昨年のクリスマスに読みました。
ぐりとぐらが「ホットケーキをつくろう!」と言ったときに登場し、子どもたちの前でホットケーキを創りました。
マルイホットプレートいっぱいの大きなホットケーキにしましたから、子どもたちも大喜び。
みんなで分けて食べました。
そうすると、砂場遊びでもホットケーキ作りが流行りましたよ。

「ぽぽぽぽぽ」は汽車の動きを擬音で表現しています。
楽しかったのでしょうね。読み終わった後、子どもたちは汽車になって「ぽぽぽぽぽ」と言いながら走り回っていました。
そこで、コーンや跳箱を山や橋に見立てたコースを作ると、登ったり飛び越えたりゆっくり歩いたり速く走ったり…
いろいろな動きを自然に体験する場となりました。

幼児期の教育は遊びの中にあります。
絵本はこのようにその遊びを生み出すためのきっかけづくりとなります。
絵本の「世界」をどのようにして伝えるか。読み方も大切ですね。