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✿ 国語の先生になります！ ✿ 教員採用試験合格者メッセージ(2)

日本語・日本文学科

2021年12月04日

日本語・日本文学科　2020年度卒業　佐野　水萌

　私は2021年3月に筑紫女学園大学を卒業し、現在は公立中学校の常勤講師をしています。去年の採用試験では一次まで合格しましたが、二次で不合格でした。今年は二次から受検して、リベンジを果たすことが出来て、本当に嬉しかったです。

　私は大学で、一緒に教員を目指す「友達」が、いつの間にか「仲間」になる。そんな経験をしました。教職課程を履修していく中で、同じ苦労を乗り越え、同じ目標に向かって支え合いながら切磋琢磨できる人間関係を作ることができました。このことは、大学生活の中で、一番大きな財産となりました。卒業した今でも、先生や先輩、そして一緒に過ごした仲間たちとの繋がりに支えられていると感じます。

　私も教員として生徒の「仲間づくり」を応援していきたいと思いながら働いています。正直、仕事は楽なものではないですが、それを超越するやりがいや、感動、誇りを持てます。何事にも全力な生徒たちが、眩しすぎるときもありますが、悩みながらも日々、生徒の成長と自身の成長を感じられる毎日はとても充実しています。なにより、仕事に誇りを持てるということは幸せです。

　私の大学生活を改めて振り返ると、勉強・仕事・友達・恋愛・遊び・失敗・旅行・インターンなどなど、たくさん笑ったり泣いたりしながら、欲張りに過ごせていたと思います。時間が沢山あるという大学生の特権を贅沢に使って、色んな経験を積極的にできたことが、自身の成長に繋がり、今ある生徒たちとの幸せな毎日にも、繋がっていると感じています。これからも大学生活に負けないように、欲張って過ごしたいです。