入学前まで
将来像はまだおぼろげだけど、
学芸員の資格を目指して大学へ。
幼い頃から絵画や芸術作品を見ることが好きで、いつか美術に携わる仕事ができればと思っていました。高校時代にはアジア文化やアパレルなどにも興味が広がり、美術一本には絞らず学芸員資格も取れるこの学科を選択。入ってみると和やかな雰囲気が肌に馴染み、学科の仲間ともすぐに打ち解けました。
大学時代
少人数で学ぶ授業を通して
自主的にゴールを目指せる自分に。
授業は少人数なので何でも聞きやすく、学芸員実習も経験しました。そこで実際の仕事に触れ、自分の将来を具体的に考えるように。そんな時授業で、美術品運搬専門の会社があるという話を聞き、研究室まで先生を尋ねて質問したり進路支援センターに相談したり、以前は自分から手を挙げるタイプではなかったのに、気がつけば積極的に動き始めていました。
社会に出てから
念願だった美術に触れる日々。
好きな分野を追求すべく奮闘中です。
その美術品運送部門は6年間採用がないと聞いていたので、他にも複数の会社を受けましたが、念願が叶い今に至っています。梱包、運送、搬入と力仕事も多く大変ですが、学芸員と違い、直接作品に触れられる点がこの仕事の魅力。特に好きな古美術関連の運搬・展示を仕切ることが今の私の目標です。
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日本通運株式会社
権藤さん
アジア文化学科
大学は、高校までとは比較にならないほど、自分の興味関心の幅をぐんと拡大してくれます。特に筑女は、先生も職員の方も話しやすいので、興味の先にある自分の可能性や卒業後の人生の選択肢まで大きく広がると思います。