筑紫女学園大学 留学・研修現地レポート

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北京語言大学

Kr.F さん (アジア文化学科)

東明館高等学校(福岡)

文化に触れて
May . 2012
中国に来て3か月経ち、生活に落ち着いたことで周りのことが見えてくるようになりました。私のクラスは、主にアジアから来ている人が多いですが、様々な国から中国に留学または仕事をしに来ている人がいるので様々な習慣が全く違うことを感じさせられます。今月の授業の一課に結婚観についての話がありました。大変興味深かったのは、カザフスタンから留学して来ているクラスメイトの話でした。彼はムスリム教徒であるため、他の国と違い妻帯に関して様々な決まりがあるそうです。男性が妻となる女性よりも若い場合は、親族から反対されて結婚することが難しいといった話などはとても興味を持ちました。アンゴラから来ている女の子からは、一夫一妻制だけれど子供の数が一世帯五人は普通であるという話を聞き、大変驚きました。他にも、中国人の友達や先生から、日本で結婚するときに女性が結婚相手に求めるものは何かと聞かれ大変悩みました。日本では年齢や、相手のステータスなどを考えて結婚するのかと聞かれると、個人個人で違うとしか答えられないと思ったからです。それに対し、中国は相手に求めるものが決まっており、その条件がはっきりしています。男性が車、家、十分な仕事を持っていることが結婚の条件です。去年の大学の講義でそういったことが結婚の条件になるということを聞いてはいましたが、実際にこちらに来てその条件が一般常識であると聞くのは大変な驚きでした。日本にいたときは結婚について他の国の人に説明できるほど考えたことがなかったので今回の結婚観についての話は大変考えさせられました。さらに、法律で結婚が出来る年齢が男性と女性が違う国は私のクラスメイトの国の中にはあまりないようで、日本の男女での結婚年齢の違いに疑問を持ちました。

今月は、こちらに来たら実物を見てみようと決めていた円明園に行ってきました。北京には、中国の観光名所として故宮や頤和園など、行ったことはなくても聞いたことがあるという場所がたくさんあります。しかし、私は円明園も北京にあるということをこちらに来るまで知りませんでした。学校からそれほど遠くなかったので平日に行きましたが、中国人の観光客も少なく、北京にあるとは思えないほど静かでとても気持ちのいい場所でした。大きな池が配置されており、円明園の中にある遺跡地区は、戦争や様々な歴史を経たそのものの姿で見ることが出来ました。壊された建物は西洋の感覚がうまく取り入れられており、西洋と中華文化がうまく融合された美しい建物だったであろうことがよくわかりました。頤和園のように昔の姿のまま残っていたら大変美しい場所だったのだろうなと思うと大変惜しく思われました。

来月は、もう期末試験があります。今日、口頭試験の問題も発表されました。夏休みがだんだんと近づいていますが、試験があるということがあり、クラスメイトはみんな複雑な顔で勉強しています。私もその一人ですが、みんなに負けずしっかり勉強をし、今よりもさらに中国語の能力を高めたいと思っています。
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