筑紫女学園大学 留学・研修現地レポート

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南開大学

Ku.K さん (アジア文化学科)

福岡舞鶴高等学校(福岡)

雪が降ったら
Nov . 2011
11月に入るとますます寒くなり、ついに冬がやってきました。最近では気温がマイナスに入ることもしばしばあります。今月は私の誕生日もあり、初めて中国で誕生日を過ごすことになりました。また、クラスでバレーの試合が行われたり、自分の故郷の紹介や旅行先を発表する報告会など、ちょっとした行事のようなものも多かったような気がします。

今のルームメイトはタイ人の女の子なのですが、9月や10月頃から冬の寒さに備えてコートや手袋、耳あてやマフラーなどをいそいそと中国で買い揃えています。週末になると“淘宝街”という物が安く売られているところやインターネットで冬物の服を買っては、「雪が降った時に備えて…」と言っています。「今の寒さにも耐えられないのに、雪が降ったらどうしよう」ともよく言っていますが、私には雪が降ることを心待ちにしているように見えてしまいます。今まで一度も雪を経験したことがないらしく、ブーツも普通のムートンブーツで大丈夫だろうか、革のブーツを買った方がいいだろうかと相談されます。さらに、彼女がタイから持って来たお母さんお手製のマフラーを見せてもらったのですが、彼女のお母さんもまた初めてマフラーを編んだそうです。やはりどこかぎこちなさを感じさせるものでしたが、すごく温かい気持ちにさせられました。

日本で雪が降ることはそこまで物珍しいことではないですし、私もこれまで何度か経験したことがあります。ですが、彼女にとって雪はテレビや写真の中だけの存在で、未知なる世界のものなのだと思います。映画やドラマの中で雪の舞う様子を見たことがあるのか、「雪が降ったら一緒にスターバックスに行って、珈琲を飲みながら勉強しよう」と言われました。映画やドラマのように美しく雪が舞う様子を夢みているのかもしれません。

天気予報によると、今週末に天津では雪が降るそうです。ウクライナの女の子たちも授業中に雪が好きだと言っていました。雪の降る国でもやはり雪は嬉しいことのようです。雪が降った時、各国の人々はいったいどういった反応をするものなのかすごく楽しみです。何よりも雪を楽しみにしている人がいると思うと、冬の寒さも忘れて雪が降ることを願わずにはいられません。
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