アジア文化学科

あじあんず

アジア世界への水先案内人 アジア文化学科の大きな資産は、なんといってもバイタリティあふれる教員達です。 フィールド経験豊富な教員の授業やゼミは、 貴女の好奇心とやる気をかき立てます。
水先案内人 多川孝央安在a川尻 洋平徐 涛 「海善 小林知美 村上明香 横山豪志 崔淑芬 竹熊真波
ページトップ
日本
小林知美准教授
■専門・研究テーマ
専門は日本美術史、中でも日本の絵画に自然の風景がどのように表現されてきたかをテーマとしています。現在の研究対象は、平安時代のお経に描かれた絵画(経絵)です。
■担当科目
日本美術史、仏教美術史、比較文化論、体験−伝統文化、体験−ミュージアムで学ぶアジアなど
■卒業論文・卒業研究より

「江戸絵画史における伊藤若冲」
「敦煌莫高窟・第285窟の飛天を中心にしてみる中国仏教美術の変化」
「『大吉』から見る梧竹の個性」

 「平安時代特有の色彩の取り合わせ-西本願寺本三十六人家集石山切の料紙に見る−」
■メッセージ
21世紀の日本に生きている私たちが、少しでも昔の時代に目を向けたり、少しでも視野を広げてアジアの色々な地域を見渡したりすると、自分と同じところも違うところも持っている色々な人々が生きていることに気付き、自分もその中の一員なんだと自覚できます。美術作品と言うのは、美しいだけでなく、それぞれの時代や地域の人々の生活の中から生まれたものです。美術作品を見ることを出発点として、それらをつくった人々に思いをはせると、色々な時代・地域の人と心を通わせることができます。時空を越えた友達ができる、それが美術史の楽しさです。
■趣味
身体的散歩(時間・場所を問わず)&精神的散歩(現実・非現実を問わず)
緒方知美准教授
お経の調査をしているところ
ページトップ
多川孝央准教授
■専門・研究テーマ
情報技術による教育支援、情報教育など
■担当科目
情報処理基礎演習、情報処理応用演習など
■メッセージ
インターネットの浸透のあと、さらにSNSの利用の拡大やAIの普及などによって、社会全体や、人間の経験する現実世界のありかたは変化しています。このことをどのように考えどのように伝えるべきなのかは興味深い課題です。1年後、3年後、5年後、10年後といった単位で社会の変化、そしてその中での自分の変化を考えてみましょう。
■趣味
映画を観ること、ビデオゲームなど
多川孝央准教授
ページトップ
韓国
「海善教授
■専門・研究テーマ

韓国と日本の労働問題に焦点を置き、実態把握や計量分析を通してそのメカニズムを分析しています。特に女性労働問題に関しては、韓国・日本・ドイツの比較研究をしています。

■担当科目
東アジア地域入門、現代韓国論、アジア経済論、アジア女性労働論 等
■卒業論文・卒業研究より

「韓国財閥の発展戦略と韓国経済に及ぼす影響」
「小学校の英語教育の日韓比較」
「子育て支援制度の日韓比較」
「韓国の大学制度と日本語関連学科の実態」

■メッセージ

今後、韓国社会をもっと深く学びたいと思う皆様。
・韓国社会を正しく理解し、把握するためには、韓国語の学習は必修です。
・K-pop、K-drama、K-Bookを通して、昔と現代の韓国社会を幅広く理解しましょう。
・韓国の社会・文化と関わる科目を履修し、韓国社会を体系的に勉強しましょう。

■趣味
クラシック音楽鑑賞、ウォーキング
「海善准教授
ページトップ
安在a講師
■専門・研究テーマ

言語と人間の認知能力の関係性の中で語彙の意味を探りつつ、日本語と韓国語の語彙の対応関係について研究しています。また、語源を活用した韓国語の単語学習法の研究にも取り組んでいます。

■担当科目
韓国語会話、韓国語T・U、韓国語能力試験対策、韓国語作文、専門ゼミナール、卒業ゼミナールなど
■卒業論文・卒業研究より

現代韓国における美容整形興隆の背景についての考察
アモーレパシフィックのブランド戦略〜東アジア市場進出について〜
在日コリアンの今ーアイデンティティの在り方と今後の課題ー

■メッセージ

外国語を正しく学ぶには、自分の母国語を客観的に捉える能力を身につけることが必要不可欠です。日頃から何気に使っている母国語、その母国語の理屈が当たり前ではないことに気づくことで、外国語の理屈をも正しく理解できるようになります。韓国語能力試験のための知識はもちろん、韓国語の発想と理屈まで掘り下げて理解したいという方は、ぜひ授業にお越しください。他所では聞けない韓国語の話をしますので、きっと新しいひらめきに出会えるはずです。

■趣味
落語、映画
安 在a 講師
ページトップ
中国
崔 淑芬 教授
■専門・研究テーマ
教育史−特に中国女子教育史、中国歴史、比較文化
■担当科目
現代中国論、日中交流史、中国語上級T・U、卒業ゼミナールT・Uなど
■卒業論文・卒業研究より

「九州におけるアジアの訪日旅行者について」

「最澄と空海について」
■メッセージ
国際化時代に活躍できる人材になりましょう。
■趣味
音楽・読書・工芸品収集
崔 淑芬 教授
ページトップ
徐 涛 講師
■専門・研究テーマ
東アジア地域研究・国際関係論を専門としていますが、特に東アジア地域主義(東アジア地域統合)、国際関係理論、中国の東アジア外交を中心に研究してきました。近年、台頭する中国のアイデンティティ模索、日中関係(史)について研究しています。
■担当科目
東アジア近現代史、東アジア地域協力論、中国語中級、中国語観光ガイド、基礎ゼミナール、スタディ・アブロードA、体験−ミュージアムで学ぶアジア、卒業ゼミナール
■卒業論文・卒業研究より

「日中における相互認識の相違――日中共同世論調査を手掛かりに」

「中国の愛国主義教育について――改革開放期前後の教育」
■メッセージ

世界は大きな転換期を迎えており、経済、政治、安全保障、社会、文化、環境などの領域で重大な変化が加速しています。多元化、不確実性、矛盾が増大する21世紀において若者は広い視野、総合的な知識、歴史的思考力、創造的な構想力が求められています。
世界人口の6割を占め、民族や文化が多様性に富み、様々な課題を抱えながら驚異的な経済発展を遂げるアジアについて深く学ぶことを通して、アジアひいては世界の諸問題の解決に役立つ視座・知識を身に付け、アジアおよび世界のよりよい未来を拓く力を育てていきましょう。

■趣味
卓球、読書、(低い)山登り
徐 涛 講師
ページトップ
インド
村上 明香 講師
■専門・研究テーマ
19世紀半ばから20世紀初頭にかけて、ウルドゥー語という現在北インドやパキスタンで話されている言語で女性のため、または女性によって書かれた小説や女性雑誌についての研究をしています。
■担当科目
南アジア地域入門、現代南アジア論、南アジア近現代史、ジェンダー論入門など
■卒業論文・卒業研究より

インド・マニプールと日本の関係についての一考察
日本人にとって制服とはージェンダーレス制服の視点から

■メッセージ
今まで「知らなかった」ことについて学び、それを「知った」とき、そこに新たな興味・関心が芽生えるはずです。アジア文化学科での学びを通して、新たな興味・関心の花を咲かせていただけたらと思います。
■趣味
インド映画鑑賞、愛犬(レオ)とお散歩。
村上明香講師
ページトップ
川尻 洋平 准教授
■専門・研究テーマ
ヒンドゥー教、インド哲学、仏教学
■担当科目
仏教と人間、仏教と社会など
■卒業論文・卒業研究より

なぜ日本でクリスマスが定着したかー多くの宗教行事が定着した日本の特徴
日印英語論

■メッセージ
仏教の故郷インドの今を覗いてみましょう。思いがけず、みなさんにハマるものがそこにはあります。充実したインド研修が開催されているのは筑女だけです。
■趣味
インドカレー作り
川尻 洋平 准教授
インドのお祭りホーリーの後
ページトップ
インドネシア
横山豪志 准教授
■専門・研究テーマ
比較政治学・インドネシア地域研究
■担当科目
東南アジア地域入門、アジア政治論、近代日本とアジア、国際政治学、時事アジアなど
■卒業論文・卒業研究より

「日本企業はなぜタイに進出しているのか」

「国際観光都市福岡を目指して」
■メッセージ
好奇心を持ってアジアを探究しよう
■趣味
旅、食べ歩き、タイガース
横山豪志教授
レバノン料理と共に
ページトップ
マレーシア
竹熊真波 教授
■専門・研究テーマ
私は、教育学、なかでも比較・国際教育学を専攻しており、アジアから来日する留学生の社会的背景などを中心に研究を行ってきました。「マレーシア人留学生の日本留学選択動機」という論文は日本比較教育学会において若手研究者に与えられる平塚賞奨励賞を受賞しています。現在は、フィリピンやフィジーの華人教育や高等専門学校(KOSEN)のモンゴル・ベトナムなどの海外進出について研究を進めています。
■担当科目
中等教職課程の専任教員として「教職入門」、「中等教育原理」、「中等教育実習指導」などの教職科目を担当すると共に、「国際教育論」や「卒業ゼミナールT・U」などのアジア文化学科の専門科目を担当しています。
■卒業論文・卒業研究より

「日本の外国語教育―海外との比較を踏まえて−」
「日本における難民の受入について〜多文化共生社会に向けて〜」
「中国・韓国における日本語教育」
「アジアの歴史観について〜第2次世界大戦における被害と加害〜」
「外国人子女の教育」

■メッセージ
大学とは、幅広い教養を身につけながらも、自分が知りたいことを徹底的に追求する場です。アジア文化学科での学びを通して、多様なアジアの文化・社会の実情を知り、アジアの一員として自分ができることを見つけ出して下さることを願っています。
■趣味

卓球、野球観戦、中国語(少々)

竹熊 真波 教授
武漢にて(2019.11)
ページトップ